大阪天満橋の司法書士那須弘成のブログ

大阪天満橋で相続、遺言、後見、家族信託を業務として日々活動している司法書士です。

売買はお金を払わなくても成立する?(175記事目)

   

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今年も後34日しかありません。

いや、34日もあります!

このマインドセットが大事だそうです。

さて、本日は、売買のお話です。

通常、私達は、物を買うときは、お金を払うと同時に物を受取ります。

ということは、売買が成立するには、お金を払う必要があると考えますよね?

しかし、実は、売買は、お金を払わなくても成立するのです!

RobinHiggins / Pixabay

売買は、諾成契約といって、売主が「売ります」、買主が「買います」と言った時点で売買が成立しているのです。

つまり、売買契約が成立した時点で、売買の対象物(例えば、果物)は、売主から買主に移転しているんですね。

ただ、もちろん、買主には、買った物の対価つまり、お金を支払う義務があります。

でも、義務はあるけど買主がお金を払ってくれなかったら物だけ取られて、売主は困ってしまいますよね。

特に大きな買物である不動産が、口頭だけで売買契約が成立し、不動産の所有権が買主に移ってしまったら大変です。

そこで、通常不動産の売買契約には、下記のような特約が付けられます。

「本物件の所有権は、買主が売主に対して売買代金全額を支払い、売主がこれを受領した時に売主から買主に移転する」

この特約を付けておくことで、買主が売買代金を支払わない限り、買主に所有権が移転しないので、取引の安全を図れるのです。

不動産仲介会社さんが仲介に入っているときは、問題ないですが、個人間で不動産の売買をする時には、売買契約の作成には上記の文言を入れるよう気をつけてくださいね。

 

大阪天満橋の司法書士 那須 弘成

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那須弘成
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