大阪天満橋の司法書士那須弘成のブログ

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父の相続手続きに兄弟の妻のはんこは必要になるか?(157記事目)

   

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平成29年も5月に入りましたね。

これをもう5月か~ととらえるか、まだ5月、今年もまだ8ヶ月もある!ととらえるかで、意識が全く変わってきますね。

私は、「今年もまだ8ヶ月もある!」ととらえるようにしています。

さて、本日のお題の回答ですが、結論は、

「兄弟の妻のはんこが必要になる場合がある」です。

つまり、いる場合もいらない場合もあるということです。

下記のような家族がいるとして2パターンで考えてみましょう。

「家族構成:父、母、長男、次男、次男の嫁」

次男の妻のはんこが必要にならない場合

平成26年に父が亡くなりました。相続人は母、長男、次男です。

上記のような場合、次男の妻は相続人ではないので当然、父の相続手続きに次男の妻のはんこは必要ありません。

また、父より先に次男が亡くなっていた場合も、父の相続手続きに次男の妻のはんこは必要ありません。

次男の妻のはんこが必要になる場合

平成26年に父が亡くなり、父の相続手続きをせずに次に平成28年に次男が亡くなった場合

平成26年に父が亡くなった時の相続人は、もちろん母、長男、次男です。

この時点で次男は父の遺産の相続権を得たことになります。

ですが、そのまま父の遺産の名義変更をほうっておいたところ、平成28年に次男が亡くなりました。

すると、その時点で次男の妻は次男の遺産を相続することになります。

その次男の遺産の中に父の相続権も含まれているのです。

つまり、次男の妻は、父の相続人として父の相続手続きに関係するのではなく、次男の相続人として父の相続手続きに関係してくるのです。

そしてその場合は、父の相続手続きに関し次男の妻のはんこが必要になってくるのです。

父の相続手続きを放っといた結果といえるでしょう。

次男の妻との関係が良好であれば良いのですが、関係が悪い場合、相続手続きで揉める可能性もあります。

そういったわけで、相続が発生した時はすみやかに遺産の名義変更をすることをオススメします。

 

父の相続手続きに兄弟の妻のはんこは必要になるか?

大阪天満橋の司法書士 那須 弘成

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那須弘成
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